忍者ブログ
徒然なるままに。
<<12/12345678910111213141516171819202122232425262728293031/02>>
[415]  [414]  [413]  [412]  [411]  [410]  [409]  [408]  [407]  [406]  [405
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

書きかけのまま放置していた小説「慟哭」の続きをかこうとおもいます。
また途中でとぎれちゃうかもですが できるだけ連載していきたいです・・・。
Ⅰはテキストのページから読めます^^*


慟哭Ⅱ①

ルフィの寝床はもぬけの殻だった。


ルフィが姿を消したことにローは別段驚かなかった。

へらへらしている割に殺気だけは並ならぬものを感じた。
普通ではなかった。
そんな少年に興味を抱いていたのも確かだったが、
訳ありな人物をいつまでもここに置いておくわけにもいかなかった。
深入りして厄介事に巻きこまれるのはごめんだ。
なんせ裏稼業が明るみにでては困る。
ローは気だるそうに口布を外した。


「どうかしてるな・・・」

今までにない感情が湧きあがってくるのを感じた。
純粋な肉体に眠る凶暴な性
もう一度会いたいと思っている自分が不思議で仕方なかった。





コビーはその後ずっとルフィを探し続けた。
しかしみつからないままこの日まで来てしまった。
今は働いていた花街から離れた呉服屋で働きながら生計をたてている。
ここで偶然エースに会えたことが運命に思えた。

「ルフィさんは僕の恩人なんです。もう一度会ってお礼を言いたいんです。」 
コビーは俯いて涙をぽろぽろと零した。
「・・・・・話してくれてありがとな。安心しろ。ルフィは元気だ」

エースは二カッと笑った。

この前 ルフィと対峙したことは言わなかった。
コビーが話してくれた内容から成り行きがわかり始めていた。
おそらくルフィはティーチに大怪我を負わされたとき 何か吹き込まれたのだろう。
ティーチに話を聴く必要がある。

エースは目を細め 軽く息を吐いた。
ルフィの体を傷つけられたことに対し怒りを抑えられなかった。

今度も 俺のせいだ。
体中の血管が震えた。



厚く礼を述べてコビーと別れを交わしたエースは急いで城へ向かった。


***



「ティーチは、どこだ!!!!!」

只ならぬ覇気を纏った白ひげ二番隊隊長が大声をあげながら廊下を横切っていく。
襖を次次と乱暴に開けてはティーチの姿を探した。

ジンベエが血相を変えてどうしたのかと止めようとしたが その手を力いっぱい振りほどいた。

「ジンベエ!!邪魔するんじゃねえ!!!!」
気が狂ったように叫ぶエースとは逆に冷静な態度で応えた。

「ティーチは赤髪の城へ数日前から遠征に出かけたきりじゃ」





血の気が引く音がした。

ルフィが、 危ない。




***






ふーーーー。ここまで。


久しぶりの文章書きで疲れた・・。結構ストーリーはすすめたかな・・。


どんどんクライマックス?完結に向けて頑張ります。
だけどまだまだそうだなあ・・・・。粘る。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新CM
[05/12 Backlinks]
カウンター
忍者ブログ [PR]

design by AZZURR0