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ふい~つかれた~~~あ。
・・・・
よ~しお風呂はいったしゆっくりできるぜ~
いきなしだけど
今日一日で妄想した戦国時代パラレル・・・書いてみました。爆
エース→ルフィです。ルフィがすれてます。
笑ってゆるせる方だけどうぞ~^^汗
***
エースは不機嫌だった。
今日も昨日も、ずっと苦虫を潰したような仏頂面のままだった。
腹の底から笑った記憶が5年間、まったくと言っていいほどなかった。
原因はエースの弟にあった。
エースにはたった一人の家族、ルフィがいた。
「くそ・・・なんでみつからねェんだ・・」
懐かしい弟の記憶は色あせることなく目に焼き付いているというのに。
エースと弟、ルフィはとある田舎村に生まれた。
二人に両親というものはなかった。
孤児だった二人は力を合わせて一緒に生きてきた。
血はつながっていなくとも、まぎれもなく兄弟だった。
兄弟よりも強い絆で繋がっていた。
しかし別れは突然やってきた。
エースが15の時。
まだ日も登っていない早朝。
外が騒がしいと思えば馬に乗った城の家来たちが兄弟のぼろ家の周りを取り囲んでいた。
一体何事だとエースが飛び出すとそのなかの棟梁らしき男が話しかけてきた。
「お前が エースか」
「そうだ、おれに何か用か」
家にはぐっすり眠っているルフィがいる。
弟は命を懸けても守ってやりたいとエースは思っていた。
ルフィはエースにとって太陽であり、希望をくれたかけがえのない存在である。
「お上がお前を連れてこいと言伝があってな・・・今すぐ城に同行してもらう。」
「な・・!?」
エースは村一番の腕っ節を持っていた。
喧嘩には負けたことがない。大の大人でも敵うものなんていなかった。
その噂を嗅ぎつけた城の主がエースを呼び寄せたのだ。
男がぎろりと家のなかを覗き込むとルフィの姿を目に止めた。
そしてエースに近づくと耳元で「お前に拒む権利などない・・この村ごと焼き払ってもいいというのなら・・
それもよかろう」
目の前が真っ白になった。
ルフィと離れることが信じられなかった。どんなときも、一緒にいた。
離れたくない。
しかしエースの力ではこの非道な軍団を追い払うことなんてできなかった。
エースは自分の非力さを呪った。
弟を守りたい。
この身に代えても。
エースは家にルフィをおいて黙って男たちについていった。
それから5年。ルフィはどうしただろうか。
ルフィに会いたくて仕方がなかった。
村から遠く離れた城で用心棒としてお上のそばで仕えた。
村に帰ることは許されず、村のことを聞くことすらも敵わなかった。
城という名の監獄だった。城から出ることは一切叶わず、城の者にこき使われた。
何度抜け出そうとしても無駄だった。
悪政の塊と化した城は外との一切を断ち切り税だけを貪りつくしていた。
あまりの重税に幾多の村は紛争や飢饉に襲われたくさんの血が流れた。
エースは生まれ育った村が無事かを知りたかった。
風の噂でその村は滅びて村人たちは散り散りに移り住んだ、と聞いた。
ルフィは、無事なんだろうか。
いまどこで何をしているんだろうか・・・
生きているかどうかもわからない弟に会いたくてエースは苦しみ続けていた。
そうしているうちにエースの城主は敵国の軍勢に攻められて壊滅状態に陥った。
敵国がここら一帯の政治をしきるようになった。
そうなってからは国は均衡を保ち平和になった。
エースはその敵国の頭である白ひげの目にとまり、部下となった。
エースはやっと自由になれた。
自由に外へ出ることができた。
これで、ルフィを探すことができる。
そして今やエースは100人の部下を持つ幹部と出世し、何不自由なく暮らしている。
ルフィは、必ず生きている。
エースは疑うことをしなかった。
つづく~
誤字ありそうだけど・・・・また明日続きかく~。