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徒然なるままに。
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もう長かった春休みももう少しでおわり・・・

大学生ってことを忘れちゃう春休みでした。笑
気分はニートかフリーター^^←

そしてだ~るく生きて早20年になろうとしてます・・
明日から成人です。

煙草も酒も思う存分できるってわけだ!!
自由だ~~!

その代わり・・・もっと責任能力養わないとね・・・汗


***




拍手ぽちぽちありがとでやんす!
感謝也。

さて・・pray聞きながら小説書きます。




***




エースとの出会いは10年前にさかのぼる・・・

当時ルフィは7歳だった。
両親はおらず、村長の元で生まれ育った。
子供一人 乱世では生きていけない。
人並みの生活をおくることができたのはすべて村長のおかげである。

ルフィはそんな村長によく懐いたし、やさしくしてくれた村の人たちも大好きだった。
贅沢できなくてもそこにはたくさんの幸せがあふれていた。
毎日朝から晩まで農作業を手伝ったり、虫取りをしたり、村中を探検したり・・
充実した生活を送っていた。


ある日、ルフィは誰も近寄らない林の奥を探検していた。
上機嫌で歩き進めていると 突然呼び止められた。

「誰だ」


「?」


声のする上空を見上げると、男の子が枝の上に立ってこちらを見ていた。
ルフィは驚きもせず、正直に自分の名前を名乗った。
「おれは ルフィ だ!お前は?」

「・・・・」

太陽のように笑うルフィを怪訝そうに見下ろす。
その少年こそがエースだった。当時、10歳だった。

エースは一人で林の奥の廃れた小屋で暮らしていた。
誰の力も頼らずにたった一人で生き抜いてきた。
エースは孤独だった。
瞳に光はなく、心は荒んでいた。
いつも人を疑い己の身を守ることだけを考えてきた。
人と関わることを恐れていた。
エースにとってルフィも警戒すべき人間であった。

ルフィはエースの家を見つけてからたびたび遊びに来るようになった。
ルフィは友達になりたかった。
好奇心旺盛で人懐っこいルフィはめげずにかまってもらおうと努力した。

エースはそんなルフィを鬱陶しく思っていたが
日がたつにつれ、諦めたのか二人で一緒に遊ぶことが多くなった。

そしてある日事件が起きた。
ルフィはいつものようにエースに会いに、小屋へ向かった。
すると遠くで男たちの声がする。ルフィが近寄ると大人に囲まれたエースの姿が見えた。

「エース!」

「ルフィ、来るな!はやくあっちへ行け!」

エースの体は泥や血でぼろぼろだった。
男たちの手には長い棒のようなものが握られていて、それをエースの体に躊躇わずに振り下ろす。
目を覆ってしまいそうな光景にルフィは必死で走り寄った。
「何すんだ!てめェ!!!!」
小さな体で思いっきり体当たりをする。
大人一人がブッ飛ばされる。
男たちがルフィに気付いて攻撃しようとする。

「馬鹿!逃げろ!!!」
「いやだ!」
「このわからず屋!!!!お前はおれと違うんだ!!迷惑なんだよ!!!!」
喉から絞り出すように叫んだ。
その声を聞いた男たちが振り向く。

「わかってるじゃねェ」
「お前はロジャーのガキだからなァ」
「ここで始末しとかねェと後々厄介だからよ」

にやにやとエースのほうに向き直る。

「そうだな、あのガキは後だ」
「まずはお前から死んどけよ」


刀の切っ先が目の前に振り下ろされる。
エースは逃げようとしても体は動かず受け身をとることもできなかった。
鮮血で目の前が真っ赤になった。
生暖かい血液が体中に降り注いだ。


しかし、それはエースの血ではなかった。

視界にルフィの背中が写り、そのままゆっくりと前のめりに倒れた。
ルフィの右肩からは血があふれて、じわじわと地面に血がしみこんでいった。

つづく。
誤字いっぱいありそう・・・汗
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